あー台湾は遠くなりにけり

 

早ければ10月くらいから日本からの観光客の受け入れを再開するのではと勝手に期待していましたが

 

そりゃそうですね、連日200人ほどの新規感染者が確認されている国からの受け入れを、クリーンな台湾が例え限定されたビジネス客としても受け入れに慎重になるのはしかたがないことだと思います

 

ここ数年は年に2~3度行っていた台湾ですが

 

このままではこの秋冬は無理な気がしています

 

あー台湾は遠くなりにけり

ヨーロッパへ行きたいかー?

EUでは本日より段階的に観光客などを受け入れることとなり、対象国に日本が含まれました

ただし国ごとに受け入れの可否を判断するようです

 

www.nikkeicom

 

で、ヨーロッパへ行きたいかー?なんですが

ヨーロッパでもアメリカでもアジアでもどこでも行きたいと言えば行きたいのですが

感染するのではないか、感染させるのではないかということを始終考えながらとなるような気がします

 

またマスクも必須でしょうし

 

そんな心配をしながらなら行っても楽しくないのかな

これは国内旅行も同じなんだけど、例えば沖縄の離島なんか興味あるのですが

青い空、透き通るような海

でもマスク

 

これじゃ楽しくないような気がします

アメリカには癒しが必要かも

アベノマスク以降、なすこと全てが裏目にでてるようで支持率が落ちています

代わりは?

いればこんなに長く続いていないでしょ

 

以前に失敗した人たちは退いた方が良いと思うんだけど辞めないですね

他に生きていく術が無いからなのか

全てがあの人たちのせいとは言わないけど、そんなに忘れっぽくないですよ

埋蔵金、県外、2番じゃダメなんですか、高速代無料

 

賛否はあれ新卒の就職率、失業率、株価などは以前より良くなったから

 

ある意味ポピュリズムのアベさんを倒すのって難しいのかな

これ以上媚びたら信用されないだろうし実務能力は無いだろうから

 

アメリカも似たようなものかな

民主党が大統領選に勝とうとするなら保守的な人たちを引き寄せないといけないのに、リベラルに寄っている

 

今はモノ言えば~の状況なので現状に不満、疑問を持っている人たちは黙っているけど、このままだとトランプさんが勝っちゃうと思います

バイデンさんも弱点が多く強い候補者じゃなさそうだし

 

結果としては不人気な大統領でしたが、ジミー・カーターのように「癒し」を感じさせるような候補者であれば面白かったかなと

 

 

 

 

「地球上の全ての人種と共にいる」って本当?

fnmnl.tv

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世にある陰謀論で良く見聞きするのは「ユダヤが支配する~」とかありますね

 

陰謀論は人種や民族差別がしたじきにあるってのは常識で、飲みの席なんかでも避ける話題の一つだっていうのも常識だと思うんだけど、今回の反黒人差別運動にかかわる中での発言はあまりにもお粗末な感がします

 

彼は、I get along with every race on the earth. 、私は地球上の全ての人種とともにある、と釈明してますがどうなんでしょうか?

 

彼はサウスセントラルでの暴動の後に「Black Korea」という曲をリリースしています

 

oriental one-penny countin' motherfuckers

 

look you little Chinese motherfucker

 

or your little Chop Suey ass'll be target of the nationwide boycott 

 

so pay rrespect to the black fist

 

or we'll burn you store

 

Cause you can't turn the ghetto into Black Korea 

 

東洋人、あるいは黄色人種に対しての偏見は明らかだと思います

そして今回の反ユダヤ主義的なツィート

もう何を言わんかといったところでしょう

 

 

『「風と共に去りぬ」のアメリカ』

旅行に行くときにその国の歴史の簡単な本を機内や現地で読むようにしています。

何の役に立つということでは無いのだけど、稀にぶらぶら歩いていると本で読んだ知識に出会うことがあったりし、あらためて本を開けたりする、恐らくその行為が好きなんだと思います。

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映画「風と共に去りぬ」の配信が一時停止されるというニュースを見ました。

かなり昔に買った本で『「風と共に去りぬ」のアメリカ』があるのを思い出し再読しました。

またあらためてアメリカの歴史をざっとでも知りたくなり「物語アメリカの歴史」

そして現在の新自由主義、保守化したアメリカの起点となったレーガンについての本があったので計3冊のを読みました。

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歴史の本は作者のバイアスがかかっているのでうのみにしてはいけないと思いますが、「物語アメリカの歴史」は読みやすく、ほとんど知らなかった入植から建国までの流れを知ることができ興味深かったです

 

レーガン」についても、俳優組合での政治的な活動、カリフォルニア州知事のキャリアといった断片的な知識はありましたが、ニクソンからフォード、カーターからレーガンとなり現在に至る源流が彼にあることが再確認できました、ただし本を読み易くは無かったです。

 

そして『「風と共に去りぬ」のアメリカ』

出版されたのは24年前、この小説、映画にはアフリカ系アメリカ人から奴隷制度を肯定するもの、人種差別を助長するものとの批判は発表から当時までの間あった

ただこれはエンターテインメントだと特に問題視しない意見もあった

 

本の中に白人と黒人の2分論についてアフリカ系アメリカ人のコメントがありました

 

 

黒人の生きる権利はそれは当たり前に守られるものだけど「マイノリティ」には他にヒスパニック、アジア系、ユダヤ系、イスラム系他多様な人種や民族がいる

 

またアフリカ系アメリカ人といっても奴隷制度の末裔なのか移民なのか、留学生なのか、経済的に成功しているのか、資格職に就いているのか、マスターなのかドクターなのかドロップアウトしてしまったのかetc

 

警察を標的にしている今の運動は何かの事件をきっかけに振り子は逆に振れてしまうような気がします

 

ノンポリ

これって死後かもしれませんね、私はノンポリだと思います。

私は政治的、社会的なイシューに関心はある方だと思うけど、アクションは全く興味がありません、投票行動以外での。

 

アクティビストが危機意識を持ち行動することを良くも悪くも思わない、それは個々人が良かれと思ってしているのであれば他人がどうこう言うことじゃないから。

 

拳を突き上げシュプレヒコールをあげながら繁華街を練り歩くことが支持拡大につながるの

 

#の数で本当に社会を動かせるの

 

SNS空間での多数派は社会の多数派とイコールなの

 

毎日会社にいって面白くも無い仕事に日々あけくれ、ワンコインのランチを食べ199円の生ビールを飲み、上司の愚痴を言い合い、そして部下からは同じように疎まれ、それでも結果を残して少しでも給料をあげようと働きローンでアパートを買い週末に回転寿司に行く

 

そんな人たちからシンパシーを獲得しないと社会を変えるなんてできない

 

声高に批判をするのも理想を語るのはそれも良し

でもそれって響かないんだよね

 

自分の立ち位置の反対側にいる人の気持ちが分からないんだろうと思う

アメリカの治安

1990年と近年のニューヨークの犯罪認知件数の推移です

 

主要7罪種の犯罪認知件数の推移(単位:件)

  1990年 2000年   2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
殺人 2,245 673   333 352 335 292 290
強姦 3,126 2,068   1,352 1,438 1,442 1,449 1,769
強盗 100,280 32,562   16,539 16,931 15,528 13,956 12,656
重要傷害 68,891 25,924   20,207 20,270 20,917 20,052 19,846
侵入窃盗 119,937 38,352   16,765 15,125 13,035 12,083 11,481
重要窃盗 268,620 49,631   43,862 44,005 44,484 43,150 42,822
自動車盗 147,123 35,442   7,664 7,332 6,311 5,676 5,309
合計 710,222 184,652   106,722 105,453 102,052 96,658 94,173

 

最初にニューヨークに行ったのは1990年前後、治安がとても悪化している時期で近年のようにのんきに夜独り歩きできるような雰囲気でなかったように記憶しています。

 

その後に治安は良くなっていくのですが、それは警察などへの予算増加や権限の強化、スリーストライク法や仮釈放の制限などの効果だと言われています。

 

いつかの大統領選挙で、民主党の候補が犯罪に弱腰だとのキャンペーンをはられ大きなダメージを受けたと本で読んだことがあります。

 

アメリカは政治家だけでなく地方検事や保安官なども選挙で選ばれるため、任期中の犯罪の状況は成果として選挙で判断されます。

 

犯罪に対する厳しい取り組みは有権者に支持される傾向にある、それを理解しておく必要があると思います。

 

犯罪捜査で犠牲になっている警察官は年間何人いるのだろう

 

テーザーガンを警察から取り上げ反撃し射殺されたケースなどはどう考えたらよいの?

 

デモが警察力の弱体化をとなえそれに同調する首長もいるとニュースであったけど、治安が悪化するようなことがあればまたもとに戻ると思う

 

 

リンカーン奴隷解放から150年

公民権法の制定から56年

アフリカ系アメリカ人が初めて大統領になってから12年

 

人種、民族、貧富、地域、宗教などの間の分断は深刻な状況

 

今の大統領は残念ながら統合を呼びかけることは無く分断を煽っていると批判されている

 

でも彼を選んだのもアメリカ国民、良し悪しは別にして歴史が彼に何らかの役割を付したのだと、そう思います