79日目 8月29日 サンタクルズトレッキング 1日目

6時過ぎにツアー会社が宿にピックアップ。

ツアー参加者を乗せたトヨタハイエースでトレッキングのスタートポイントへ.。

ユンガイの街を抜け山間の街へと進むが8時過ぎにとるはずの朝食に行く様子が無い。

予定していたレストランが閉まっていたとのこと。そんなことがあり得るのか?

 

9時30分過ぎに国立公園の事務所でチケットを買い、その時ガイドより、トレッキングのスタートポイントに10時30分に到着する予定なのでそこで朝食を用意していると説明があった。

 

綺麗な湖や6000メートル級の車窓からの絶景は今回の旅行でも秀逸なものだったが、スターティングポイントに着いたのは11時30分と説明の1時間遅れ。

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このツアー大丈夫なの?と不安は後程最悪の結果となるのですが。

 

12時過ぎにトレッキング開始の段になり荷物を運ぶロバが足りてないので2人のガイドの内1人は後から来ることに。

こういったトレッキングツアーのガイドは2人態勢で、先頭と最後尾に付き参加者をケアするのが通例なんだけど。

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今日は3500メートル地点から500メートルほど下り3700メートルの初日のキャンプサイトを目指します。

 

景色は雄大でこれまでペルーやアメリカでのトレッキングで見たそれを遥かに凌ぐ美しさでした。

トレッキングは急な登りも少なくウォーキングを10キロ程度できる僕程度の体力があれば大丈夫と思います。

 

3時前から雨がパラパラ、途中で僕たちを追い抜いたロバ達が運ぶ荷物に雨除けのカバーがされておらず大丈夫かと他の参加者と話をしました。

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5時頃からかなり雨脚が強くなり皆でキャンプサイドに急ぎ6時に到着するも、食事をとるためのテント、泊まるためのテントの設営も一切されておらず雨の中15分ほど震えながら待ちました。

 

テントの設営を終え、荷物を確認すると雨が降って皆で不安に感じていたことが現実に。

 

寝袋、マット他荷物全てに水がしみこんでおり、僕の寝袋は足のあたりがじっとりと水分が、マットの4分の1程度は水がべっとり。

 

皆でガイドにクレームをつけるも乾かす術はなく明日以降はゴミ袋を重ねてカバーすることを約束させるのが精一杯でした。

 

食事をとり21時過ぎにテントに入る寝ようとするも湿気を含んだ寝袋とマットはあまりに寒く寝ることができません。

眠りについたと思ったら足元など寝袋やマットの水分を含んだ部分の冷たさ、寒さが体を刺激して目が覚めてしまい、朝方の1~2時間くらいしから眠れませんでした。

 

 

 

 

78日目 8月28日 ワラス2日目 氷河見学ツアー

9時にワラスの街を出発、氷河見学ツアーに行ってきました。

 

郊外へ3時間、途中から砂利道になるもそれほど酷くなく景色は相変わらず素晴らしかったです。

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途中で何十年に一度しか咲かない花の木やミラドールなどに止まったり、写真を一緒に撮るお仕事の少女と写真を撮ったりしながら1ソル3時間後に氷河の麓に。

 

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およそ2キロの上りで標高は5000メートル弱。

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ここでも馬が待機しており利用者はゴクタの滝よりも多かったです。

 

地球温暖化の影響か氷河は年々減少しているとの案内板がありましたが、氷河への往復では数か所で山や畑を野焼きしていました。それぞれの立場で必要だからしていることだと思うのですが難しいですね。

 

さすがにこの標高なので気分が悪くなる人が目につき、携帯用酸素ボンベで酸素を吸ってる人、バスを降りてすぐ座り込む人、途中で引き返す人などがいて高度順応ができていないとかなりきついと思います。

 

氷河へはだらだらとした上りでさすがに息は上がりましたが体調に変調をきたすようなことはなく無事氷河を見終え麓まで戻ってきました。

 

ただ標高が高いので雲がかかると一気に寒くなり手編み風のニット帽を買い、暖かいマテ茶を飲むとほっとできました。

 

2時にワラスに向け出発、途中で小さな村で30分ほど休憩をとり5時に到着。

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ワラスからリマへのバスの手配、宿の手配、そしてトレッキングでのシリアルを買いに行ったりして早々にベッドに入りました。

明日はホテルに6時に向かいに来ます。

 

 

 

77日目 8月27日 ワラスに到着

6時前にワラスに到着。

moviltour のターミナルは中心地から少し離れた場所にあるためタクシーで宿まで4ソレス、ベルをならすとすぐにドアを開けてくれました。

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12時のチェックインまでベッドが空かないとのことで共有スペースで2時間ほど時間をつぶし朝食を食べにカフェに。

 

ワラスはチャチャポヤスのようなこじんまりした街だと思っていたが意外に大きな街でした。

 

アルマス広場や教会は小さいのですがメインストリートが片道2車線で両サイドにはホテル、カジノ、ツアー会社、ドラッグストアなどが軒を連ねています。

 

カフェで朝食13ソレス。観光客向けのいい値段ですがwifi 有りで便利です。

 

ワラスに来たのはトレッキングツアーに参加したかったから。

3泊4日、1日の距離もそれほどではないが4700メートルまであがるので高山病にさえならなければそれほどきつくないと思っています。

 

カフェの帰りにいくつかツアー会社を回るもどこも同じ値段350ソレス。

 

広場で休憩したりしながら街をゆっくりとぶらぶらするも3000メートルくらいなら体は大丈夫のようです。

 

宿に戻りシャワーを浴び休憩。

感じの良さそうだったツアー会社に行き、明日は5000メートルくらいの所にいくがそれほどきつくないという氷河見学ツアー、明後日から3泊4日のトレッキングツアーを申し込みました。

 

明日の氷河見学ツアーで高山病の症状がでるようだったらもったいないですが3泊4日のトレッキングツアーは取りやめようと思います。

  

76日目 8月26日 トルヒーヨ

夜行バスで朝9時過ぎにトルヒーヨに到着。

今回利用した moviltours はバスは古くブランケット無し、夕食をプラスチックのプレート無しで アルミ容器のまま渡されるなど良くありませんでした。

もう利用しないぞと思ったのですが、到着後ワラス行きのチケットを探したところいくつかのバス会社に聞いて moviltours に行けと言われたので仕方なくそこでチケットを買いました。 

 

ワラス行のバスは22時30分、半日時間があいたのでまずはトルヒーヨのセントロに。

バスターミナルはセントロからかなり離れていて歩くのは止めたほうが良いと思います、タクシーで7ソレス。

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遺跡ツアーにでも参加しようと考えていたのですが、チャチャポヤスで遺跡は堪能したこともり、街の雰囲気が良かったのでぶらぶらすることにしました。

街の雰囲気がこれまでのペルーの他の街と少し違った雰囲気、北部という地域性もあるのかも。 

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カフェに行ったりマクドでネットしたり広場でぼーっとしたり街をうろうろしたり本を読んだり。

 

正直時間を持て余しましたが毎日遺跡ツアーに参加してると疲れるのでこういう時間の過ごし方もありだと思います。

 

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1時間前にバスターミナルへ。

定刻にワラス行のバスが発車。やはりバスはボロかったです。

 

75日目 8月25日 チャチャポヤス 4日目 カラヒヤの棺

チャチャポヤスも最終日、カラヒヤの棺と洞窟探検のツアーに参加しました。60ソル

 

まず街から40分ほどの Luya という町まで行くのですがその道が今まで以上の悪路で断崖絶壁を猛スピード、町に着いた時点で少し気分が悪くなりました。

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Luyaからカラヒヤの棺の最寄りの街までは悪路ですがLuyaまでほどではありませんでした、1時間ほど。

 

そこからカラヒヤの棺を見るポイントまでまでは1キロほど下ります。

 

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断崖絶壁に設置されたカラヒヤの棺、間近で見ることはできないので迫力はありませんがそれでも一見の価値有だと思います。

 日本のどこかで断崖絶壁にお社をまつっているのを見た覚えがありますが、このカラヒヤの棺もただただ不思議です。

 

帰りは結構きつい坂を1キロを延々と歩いて帰らないといけません。

いい機会なので馬に乗って帰りました、15ソル。

坂が急なのか僕の体重が重いのか馬は途中で3度ほど立ち止まり休憩が入りましたがポコポコのんびり馬の背に乗れたのは楽しかったです。

 

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Luyaの街に戻り昼食、やはり気分が良くないのでガイドに洞窟探検はいかないと伝え一人チャチャポヤスへ乗合タクシーで戻り、カフェに行ったり広場でのんびりしたりゆっくり過ごしました。

 

日中のチャチャポヤスもいい雰囲気です。

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また今回泊まった宿 El Tambo はレセプションの女の子は英語は話せませんがなんとかコミュニケーションをとってくれたりで居心地が良かったです、シングル30ソル。

 

今晩の夜行バスでトルヒーヨ経由でワラスに向かいます。

 

 

74日目 8月24日 チャチャポヤス3日目 ゴクタの滝

ツアーに参加してゴクタの滝 Catrata Gocta に行ってきました。ツアー代40ソル、入場料10ソル。

ゴクタの滝は落差771メートル、世界3位とか15位とか諸説あるようですが和歌山の那智の滝の6倍近い高さの滝です。

 

車で一時間弱で最寄りの村まで、そこから片道5キロのトレッキングで滝壺まで向かいます。
結構アップダウンがあり、3キロ地点までは馬に乗って行くことができます40ソル。

 

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滝へと向かう道すがらの眺めは絶景で、ペルー政府がチャチヤポヤス観光に力を入れるのも納得です。

 

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乾期ということもあってか水量に迫力はそれほどありませんが、その分滝壺近くまでいくことができそこからの眺めは素晴らしかったです。

 

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というよりここだけでなくチャチャポヤス近辺の景色はそれは素晴らしく上手に観光開発を行えばペルー政府の思惑通り海外などからも観光客がこれまで以上に来ることが期待できると思います。

ゴクタの滝の最寄りの村にも欧米人向けのようなホテルが建築中でした。

それにはやはり空港が必要かなと、空港はあるそうなのですが現在閉鎖中とのことですが。

 

トレッキングルールですが帰りだけでも馬に乗れるそうで30ソル、帰りは上りが多くかなりきつかったです。

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村に戻ると遅めの昼食、ツーリスト向けで15ソルと少し高めてすが、クオリティはメルカドなどより良く高くは無いと思います。

 

トレッキングがきつかったのと昼食が遅かったのもあり食欲が無く何を食べようかと思いながらぶらぶらしてると中華料理屋を発見、ニンニク風味のソパであっさり済ませました。

 

明日はカラヒアの棺を見に行ってきます。

73日目 8月23日 チャチャポヤス2日目 クエラップ遺跡

こじんまりとしたチャチャポヤスは周辺の遺跡などへの拠点となる街。

今日はツアーに参加してクエラップ遺跡に行ってきました。

 

チャチャポヤスは近年ペルー政府が第二のマチュピチュにすべく観光資源の整備開発に注力しておりクエラップはその中核となる遺跡です。

 

 

街から車で2時間半ほど途中から断崖絶壁の砂利道に入り高所恐怖症の僕は生きた心地がしませんでした。

ただ麓から遺跡までのロープウェイの整備が進んでおり完成するとアクセスが良くなり観光客も増えるのではないでしょうか。

そうなると今のような秘境感は薄くなるかもしれませんが、高野山だって電車とケーブルカーで行くことができなければあんなに外国人が押し寄せないのではないでしょうか?移動時間は難波から高野山までと同じくらい。

 

入り口からゆるやかなのぼりを歩いていくと石組みの城壁が見えてきます。

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城壁は適度に崩れていて遺跡内は草木が生えており廃墟感があり奈良にある高取城址と似た雰囲気がありました。

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高取城址も羅漢岩はとても魅力的で壺坂寺なんかと組み合わせれば外国人旅行客を呼べると思うけどどうなんだろう?

 

 フォトジェニックな点ではマチュピチュには劣りますがいい感じの遺跡でした。

帰りに遅めの昼食を取り18時前にチャチャポヤスの街に。

 

チャチャポヤスで不便だったこと、クレジットカードでキャッシングしようとすると400ソレスまでしかだせなかったこと。

リマなどでだしてきたほうが良いです。

同じカードでワラスでは700だせたので街によって限度額がきまってるのかもしれません。

 

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明日はゴクタの滝に行ってきます。