76日目 8月26日 トルヒーヨ
夜行バスで朝9時過ぎにトルヒーヨに到着。
今回利用した moviltours はバスは古くブランケット無し、夕食をプラスチックのプレート無しで アルミ容器のまま渡されるなど良くありませんでした。
もう利用しないぞと思ったのですが、到着後ワラス行きのチケットを探したところいくつかのバス会社に聞いて moviltours に行けと言われたので仕方なくそこでチケットを買いました。
ワラス行のバスは22時30分、半日時間があいたのでまずはトルヒーヨのセントロに。
バスターミナルはセントロからかなり離れていて歩くのは止めたほうが良いと思います、タクシーで7ソレス。
遺跡ツアーにでも参加しようと考えていたのですが、チャチャポヤスで遺跡は堪能したこともり、街の雰囲気が良かったのでぶらぶらすることにしました。
街の雰囲気がこれまでのペルーの他の街と少し違った雰囲気、北部という地域性もあるのかも。
カフェに行ったりマクドでネットしたり広場でぼーっとしたり街をうろうろしたり本を読んだり。
正直時間を持て余しましたが毎日遺跡ツアーに参加してると疲れるのでこういう時間の過ごし方もありだと思います。
1時間前にバスターミナルへ。
定刻にワラス行のバスが発車。やはりバスはボロかったです。
75日目 8月25日 チャチャポヤス 4日目 カラヒヤの棺
チャチャポヤスも最終日、カラヒヤの棺と洞窟探検のツアーに参加しました。60ソル
まず街から40分ほどの Luya という町まで行くのですがその道が今まで以上の悪路で断崖絶壁を猛スピード、町に着いた時点で少し気分が悪くなりました。
Luyaからカラヒヤの棺の最寄りの街までは悪路ですがLuyaまでほどではありませんでした、1時間ほど。
そこからカラヒヤの棺を見るポイントまでまでは1キロほど下ります。
断崖絶壁に設置されたカラヒヤの棺、間近で見ることはできないので迫力はありませんがそれでも一見の価値有だと思います。
日本のどこかで断崖絶壁にお社をまつっているのを見た覚えがありますが、このカラヒヤの棺もただただ不思議です。
帰りは結構きつい坂を1キロを延々と歩いて帰らないといけません。
いい機会なので馬に乗って帰りました、15ソル。
坂が急なのか僕の体重が重いのか馬は途中で3度ほど立ち止まり休憩が入りましたがポコポコのんびり馬の背に乗れたのは楽しかったです。
Luyaの街に戻り昼食、やはり気分が良くないのでガイドに洞窟探検はいかないと伝え一人チャチャポヤスへ乗合タクシーで戻り、カフェに行ったり広場でのんびりしたりゆっくり過ごしました。
日中のチャチャポヤスもいい雰囲気です。
また今回泊まった宿 El Tambo はレセプションの女の子は英語は話せませんがなんとかコミュニケーションをとってくれたりで居心地が良かったです、シングル30ソル。
今晩の夜行バスでトルヒーヨ経由でワラスに向かいます。
74日目 8月24日 チャチャポヤス3日目 ゴクタの滝
ツアーに参加してゴクタの滝 Catrata Gocta に行ってきました。ツアー代40ソル、入場料10ソル。
ゴクタの滝は落差771メートル、世界3位とか15位とか諸説あるようですが和歌山の那智の滝の6倍近い高さの滝です。
車で一時間弱で最寄りの村まで、そこから片道5キロのトレッキングで滝壺まで向かいます。
結構アップダウンがあり、3キロ地点までは馬に乗って行くことができます40ソル。
滝へと向かう道すがらの眺めは絶景で、ペルー政府がチャチヤポヤス観光に力を入れるのも納得です。
乾期ということもあってか水量に迫力はそれほどありませんが、その分滝壺近くまでいくことができそこからの眺めは素晴らしかったです。
というよりここだけでなくチャチャポヤス近辺の景色はそれは素晴らしく上手に観光開発を行えばペルー政府の思惑通り海外などからも観光客がこれまで以上に来ることが期待できると思います。
ゴクタの滝の最寄りの村にも欧米人向けのようなホテルが建築中でした。
それにはやはり空港が必要かなと、空港はあるそうなのですが現在閉鎖中とのことですが。
トレッキングルールですが帰りだけでも馬に乗れるそうで30ソル、帰りは上りが多くかなりきつかったです。
村に戻ると遅めの昼食、ツーリスト向けで15ソルと少し高めてすが、クオリティはメルカドなどより良く高くは無いと思います。
トレッキングがきつかったのと昼食が遅かったのもあり食欲が無く何を食べようかと思いながらぶらぶらしてると中華料理屋を発見、ニンニク風味のソパであっさり済ませました。
明日はカラヒアの棺を見に行ってきます。
73日目 8月23日 チャチャポヤス2日目 クエラップ遺跡
こじんまりとしたチャチャポヤスは周辺の遺跡などへの拠点となる街。
今日はツアーに参加してクエラップ遺跡に行ってきました。
チャチャポヤスは近年ペルー政府が第二のマチュピチュにすべく観光資源の整備開発に注力しておりクエラップはその中核となる遺跡です。
街から車で2時間半ほど途中から断崖絶壁の砂利道に入り高所恐怖症の僕は生きた心地がしませんでした。
ただ麓から遺跡までのロープウェイの整備が進んでおり完成するとアクセスが良くなり観光客も増えるのではないでしょうか。
そうなると今のような秘境感は薄くなるかもしれませんが、高野山だって電車とケーブルカーで行くことができなければあんなに外国人が押し寄せないのではないでしょうか?移動時間は難波から高野山までと同じくらい。
入り口からゆるやかなのぼりを歩いていくと石組みの城壁が見えてきます。
城壁は適度に崩れていて遺跡内は草木が生えており廃墟感があり奈良にある高取城址と似た雰囲気がありました。
高取城址も羅漢岩はとても魅力的で壺坂寺なんかと組み合わせれば外国人旅行客を呼べると思うけどどうなんだろう?
フォトジェニックな点ではマチュピチュには劣りますがいい感じの遺跡でした。
帰りに遅めの昼食を取り18時前にチャチャポヤスの街に。
チャチャポヤスで不便だったこと、クレジットカードでキャッシングしようとすると400ソレスまでしかだせなかったこと。
リマなどでだしてきたほうが良いです。
同じカードでワラスでは700だせたので街によって限度額がきまってるのかもしれません。
明日はゴクタの滝に行ってきます。
72日目 8月22日 チャチャポヤス 1日目
ほぼ定刻の16時20分チャチャポヤスに到着。
カマでの移動だったので疲れませんでしたが日中の長時間移動は間が待たないです。
景色は素晴らしいのですが正直飽きます。
スマホに入れてる動画も飽きました。
寝るにも限度があるのでしかたがないのでただただ景色を眺めていました。
チャチャポヤスはこじんまりしたコロニアル形式の街。
夜少しぶらぶらしましたがちいさな街ですがクスコと似た雰囲気でよさそうな街です。
71日目 8月21日 リマ 日本人宿
世界一周をしている旅行者の方などに伺うと南米は他の大陸と比べて日本人宿が多いそうです。
今回の旅行ではその街に日本人宿があれば利用するようにしています。
僕が感じる一番の利点は貴重品管理のストレスから解放されることです。
日本人で悪い人がいたらそれまでなんですがこれまで泊まった宿では何もおこらなかったですし気を使うことがありませんでした。
他では同価格帯のホステルと比べてシャワーやトイレが綺麗、熱いお湯が出る、キッチンの使いがってが良い、洗濯機が使えたりする、オーナーさんなどからその街、国の情報を教えてもらえる等々。
今回リマで利用したお宿桜子も油断するとずるずるいそうな居心地が良い宿でした。
リマの日本人宿といえば4年前の旅行の時泊まった江田インの宿を切り盛りしていたヒロコさんが今年初めに亡くなられました。
リマへの深夜便が到着後続々とチェックインするテンションの高い若いこ達で夜通し賑やかで、彼らにあれこれ助言していた風景は今でも思い浮かびます。
今回も行こうか行くまいか考えたのですが行って寂しい思いをするかもと思い今回は避けました。
また機会があれば行ってみたいと思っています。
16時30分の夜行バス、24時間の移動でチャチャポヤスに向かいます。
70日目 8月20日 リマ2日目 負の側面
ペルーの首都リマ。
南米有数の大都市で世界遺産に登録されている旧市街、開発が目覚ましい新市街のミラフローレス、その周辺の高級住宅地などそこだけ見れば綺麗な都市ですが他の南米の大都市と同じく周辺にはスラム街があります。
宿から新市街に電車で向かう数駅間の車窓から見る街並みはこれまで南米旅行では見たことがないような特殊な雰囲気でした。
日本でも格差社会という言葉を耳にします。
しかし日本には一定のセーフティネットがあり健康で若ければ一定の収入の職に就くことは困難では無いと思いますが、ペルー他の発展途上国では日本の生活保護にあたる制度は機能しておらず、格差は日本のそれとは次元が違いまた階層は日本以上に固定されその壁を破るのは容易では無いと思います。
旅行をしていて物乞いを見かける機会が多くあります。
一人ひとりへの対応はきりがないので情けないですがほとんお見て見ぬふりをしています。
子供が路上やバスターミナル、食事中のマクドナルドの中で物売りをしてたり交差点で窓ガラス拭きをしたり。
旅行者の僕に出来ることはこの国でお金を使うことしかできないのですが、バジェットトラベラーの僕にはたくさんのお金を使うことができません。
時間はかかるだろうけど良い国になってくれればと思います。