コロンビアでの凶報を聞いて。 無事に戻ることが何よりです。

世界一周の旅の中のコロンビアで強盗にあい命を落とした青年がニュースで報道されていました。

スマホタブレット等の電子機器を盗られ、犯人を追いかけ銃で撃たれた模様です。

 

泥棒、すり、置き引きなどにあっても犯人を追いかけたりしてはいけない、銃や刃物で返り討ちにあうのでとても危険だというのは海外では鉄則で、半年以上旅を続けていた彼も恐らくその事は知っていたと思うけど、反射的に体が動いてしまったのかもしれませんね。

 

海外で被害にあっても

犯人を捕まえようとして追いかける、証拠のために写真を撮る、大声を出す、などは絶対にしないでください。

 

スマホタブレットやカメラなどは海外旅行保険でカバーされます。

 

写真のデータは悔しいですよね、でも命があればまた行くことも出来るし、写真におさめた景色や友人たちはあなたの記憶にあるはずです。

 

 

私はサンパウロの東洋人街のマクドナルドで食事中に、10代前半の少年に金をせびられた際は、初めに30円、もっと出せというふうだったので300円ほど渡すと私の前から去りました。

彼が去った後、冷や汗でゾクッとしたの覚えています。

すぐにそのマクドナルドを立ち去りましたが、去り際にカウンターを見ると、彼はそのマクドナルドで注文していました。

 

この件もありブラジルは居るべきではないと思い、予定を変更しブラジルを去りました。

少し臆病すぎるかと思いましたが、しょせん「旅行」で危険をおかす必要もないと思い自身では納得しました。

 

 

旅行中の皆さんへ、

貴方の帰国を心待ちにしている親御さん、兄弟、友人などのことを心の片隅に置くようにしてください。

特に親御さんは笑顔で送り出してくれたかもしれませんが日々ずっと心配しているはずです。

 

どんなお土産、綺麗な写真なんかよりも無事に戻ることが何よりです。

 

 

最近事故で兄を亡くし、悲しみにくれる母を見るとつくづくそう思います。