70日目 8月20日 リマ2日目 負の側面
ペルーの首都リマ。
南米有数の大都市で世界遺産に登録されている旧市街、開発が目覚ましい新市街のミラフローレス、その周辺の高級住宅地などそこだけ見れば綺麗な都市ですが他の南米の大都市と同じく周辺にはスラム街があります。
宿から新市街に電車で向かう数駅間の車窓から見る街並みはこれまで南米旅行では見たことがないような特殊な雰囲気でした。
日本でも格差社会という言葉を耳にします。
しかし日本には一定のセーフティネットがあり健康で若ければ一定の収入の職に就くことは困難では無いと思いますが、ペルー他の発展途上国では日本の生活保護にあたる制度は機能しておらず、格差は日本のそれとは次元が違いまた階層は日本以上に固定されその壁を破るのは容易では無いと思います。
旅行をしていて物乞いを見かける機会が多くあります。
一人ひとりへの対応はきりがないので情けないですがほとんお見て見ぬふりをしています。
子供が路上やバスターミナル、食事中のマクドナルドの中で物売りをしてたり交差点で窓ガラス拭きをしたり。
旅行者の僕に出来ることはこの国でお金を使うことしかできないのですが、バジェットトラベラーの僕にはたくさんのお金を使うことができません。
時間はかかるだろうけど良い国になってくれればと思います。