42日目 7月24日 最低限の備えは必要だと思います。
ブエノスアイレスに来て2日目の年配の男性が、議会広場でケチャップ強盗の手口で財布やパスポートの入ったカバンを盗られました。
ベッドが横だったので朝に四方山話をしたとき、僕がサンティアゴで「ケチャップ強盗」の未遂にあったことを
「男性が汚れてるよ、と声をかけてきてすぐに「ケチャップ強盗」とわかったので無視して立ち去ると無事でした」と話をしました。
今思えば手口と対処法をもう少し詳しく話してあげていればと後悔しています。
ただ、被害者に鞭打つつもりはないですが、「ケチャップ強盗」についての予備知識は全然なかったとのこと。ブエノスアイレスを旅行するなら最低限知っておく事項だと思います。
また、パスポートのコピーやクレジットカードの番号の控えも準備してませんでした。
お話によると南米やアジアなど海外経験を豊富なようでしたが、準備不足の感は否めませんでした。
パスポート再発行に向けての手続きを宿の方が丁寧に説明されてましたが無事手続きがとれているか心配です。
彼は、かばんが無くなったことに気づいて周りを見ると、100メートルほど先にいってたのであきらめた、50メートルほどだったらおっかけたのに、とも言っていました。
泥棒を追っかける、捕まえるなんて一番してはいけないことなのは常識なのに。
彼にはそれは一番危険で、怪我なしで済んだのは不幸中の幸いですよと諭しましたが理解してくれたかどうか。
僕は怪我、トラブルなく日本に帰ることが一番大事なことと肝に銘じて旅行を続けています。
たまたまこのブログを見た方も、最低限の予備知識と常識ある対応をすればリスクは少なくすることができると思います。
翌日にチェックインしたアフリカからブエノスアイレスに来た女の子達は「ケチャップ強盗」から液体をかけられたそうですが、汚れを拭きもせず宿に来て事なきを得たそうです。
今回の旅行も大方半分。
残り半分、気を引き締めて旅行を続けます。
今晩18時30分発のバスでパラグアイのアスンシオンに向かいます。
ブエノスアイレスの宿
日本旅館、6泊で60USドル。
サンテルモ地区にある日本人宿、広い共有スペース、綺麗なキッチン、熱いシャワー、暖かい部屋、治安情報や近辺のお店つについての説明、あらゆる質問に丁寧に答えてくださるオーナー夫妻と、僕のように旅に不慣れな旅行者にはぴったしだと思います。
チャックイン時の説明が超早口なのは、まぁ繁忙期で一日何組もチェックインするようだとそうでないと回らないからだろうと思います。
ルールが厳しいとブログで見たりしますが、旅行者全員が一般常識を持ってるわけではないので、どうしても常識のない人にあわせざるえないからだと思います。
これは他の日本人宿のオーナーの方からも同様の話を聞きました。
一部旅行者の非常識さを嘆くのは共通の思いのようです。
1泊200ドル、300ドルのホテルにであれば説明が早口だのルールが厳しいだの注文をつけるのは有だけど、1泊10ドルの宿に不潔だとかセキュリティが心配とか基本的なこと以外で文句を言うのは間違いだと思います。